「What is 音楽DIY?」を終えて

5月4日TOKYO BOOT UP! Music&Talk Live「What is 音楽DIY?」

渋谷の真っただ中でこんなイベントができたらいいな、という音楽+展示+トークのライブをGW中の4日に行うことができました。皆様ご来場ありがとうございました。
エントランスを入り正面にあるのは井上博司さんによる「聴覚発。視覚行」という写真展。あー、音楽ってかっこいい!と思いました。
アコースティックギターのKENTAさんはどこか知らない国から運んで来た風を会場にそよそよと吹かせるような音、ときにアグレッシブで強い音楽。MCの中でプロになることにしたときの、あの話の続きをしてくれました、背中を押してくれたのが岡本太郎さんの言葉だなんて素敵です。
国本武春さんはまさに名人芸、渋谷の公園通りのライブハウスで国本さんを観れるなんて感動!(ちなみに国本さん、ライブハウスでの仕事はお承けにならないのだそうです、ありがとうございました)ロックありブルースあり観客参加ありでしたが僕はやはり淺野長矩と部下との別れのシーンに感涙しました。
トークコーナーでは欧介さん(THE EMERALDS/THE RUBIES)を加えて海外でのバンド経験などを中心に話題が展開しました。もちろん、いかに目標を持って、持ち続けられるかが大切ですが、米国などには1000や2000か10000のバンドがライブツアーをまわれるだけのシステムがあるようです。みんな音楽が大好きで、うまいへたではなく音楽をやる、やってくれるだけで喜ばれて一緒に踊って歌うような文化があります。日本でやっているツアーは規模も小さいしそれで食えているバンドはほんのわずかでしょう、それはバンドの出来とはまた違う部分の課題。ミュージシャンもライブハウスもお客さんもこれからまだまだ育つのだろうと僕は思いました。
3人の演奏やトークを聴いて感じたことを欧介さんの言葉を借りて言うと「そろそろ名古屋に進出しようか、またはアメリカにするか」です。名古屋にはなんの罪もありません、そんな感じにえらんでやっちゃえってことですね。新しい場所での出会いは素晴らしいです(留学をしたことのあるひとはよくわかるでしょう)その場所にはだれかが自動的に連れていってはくれないし観光にいくわけではない、仕事にいくんですね。方法は簡単、格安チケットを探すことからですね。

舞台を組んでパンチやら大黒(おおぐろ)までで持ち込んで舞台を組んでくれたElvis(@elvis)、抜群な音響を提供してくれたSoundCarawayの伊藤さん、山田さん、公園通りクラシックスの後藤さん、スタッフ、ボランティアーズのみなさんに感謝致します。

さて次回のTOKYO BOOT UP! Preシリーズは5/19新宿LOFTにて「新宿BOOM!」と題してナチュラルハイテック・レコーズとのコラボでお送りします。Webサイト(http://tokyobootup.jp)でチェックしてくださいね!